ソライでんきレポートVol.1
2021年7月
新型コロナウイルス感染症が猛威をふるうなか、キッズドームソライでは、感染防止対策に力を入れ、運営を続け、緊急事態宣言に伴う休校や県外移動自粛の際にも、子どもたちにとっての学び、遊びの場として、ご活用いただいております。
昨年8月に開始したソライでんきの契約拠点数は、今月時点で171拠点を数えるまでになり、運営にとっての大きな下支えになりました。これもすべて理念に共感し、電気を切り替えていただいた皆様のお陰と感謝しています。コロナ禍においても、安定したサポートがあることで、教育的価値の向上に集中できております。まだ、1年足らずではありますが、ソライでんきで得られた収益を活用し、当館では、日々、各種プログラムづくり、コンテンツの充実などに取り組んでおります。今回、感謝の気持ちを込めまして、その一部をご紹介させていただきます。
ワークショップの充実
「アート」「サイエンス」「エンジニアリング」の 3つの柱を中心に、工作やアートのアイデアを、“サンプル作品”と“せっけいず”を使って紹介。せっけいずは、子どもたちの創造力、探究心、論理的思考力を育むことを目的に、アートや教育のバックグラウンドを持つメンバーや学生が制作している、ソライオリジナルです。毎月3つ、新しいせっけいずをリリースしています!
プログラミング機材導入
新たにプログラミングが体験できるツールを導入しました。まずは、併設しているソライの放課後児童クラブの子どもたちに利用してもらい、利用法を探ったのち、一般利用者向けにワークショップや日々の創作活動で使ってもらえるように、機材の数を増やそうと考えています。
ソライウェア
衣類のアートリメイク体験ができる「SORAI WEAR(ソライ ウェア)」が6月1日からスタート。専用の顔料、機材も導入し、誰もが、自分の個性を反映したオリジナルの1着を作れるようになりました。同時に、小学生以下だった対象年齢を中学生以上も利用可能にし、年齢の境なく「夢中」になる時間を楽しみながら「ないものはつくる」「個性を伸ばす」文化をみんなで育んでいきます。
高校生のAI教育を支援
今年の1月27日に、YDとやまがたAI部運営コンソーシアムと協定を締結。ソライでんきの「やまがたAI部プラン」を作り、電気の売上の一部を使って、高校生のAI(人口知能)教育に取り組む「やまがたAI部」の活動を継続的に支援します。3月には、活動の集大成を発表する場「やまがたAI甲子園」を初開催、山形西高校の女子チームが最優秀賞を受賞しました。
今後も、定期的に、レポートを配信していきます。
引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
レポート担当 ヤマガタデザイン株式会社 街づくり推進室 長岡、齋藤